あらゆる分野の測量に対応
1インチ 20メガピクセル CMOSセンサーを搭載するPhantom 4 RTKは、最高レベルの画質データで撮影できます。メカニカルシャッターを搭載するPhantom 4 RTKは、ローリングシャッター現象による歪みを生じさせることなく、移動しながら撮影できます。そのため、マッピングや通常のデータ取得をシームレスに行えます。Phantom 4 RTKは高解像度の性能を提供し、飛行高度36mで1cmの地上画素寸法（GSD）を達成できます。すべての単一カメラのレンズは、半径方向および接線方向のレンズ歪みが測定される厳しいキャリブレーション工程を経るため、それぞれのPhantom 4 RTKは比類のない正確さを発揮します。収集された歪みパラメーターは各画像のメタデータに保存され、後処理ソフトウェアですべてのユーザーが独自に調整できます。
OcuSync伝送システム
高信頼性で安定したHD映像伝送は最大5kmまで可能です。 障害物、電波干渉がない場合で、FCC準拠時。最大飛行距離の仕様は、無線の接続強度とレジリエンスを踏まえた概測になります。 許可がない限り、常に目視可能な場所でドローンを飛行させてください。
シームレスな互換性
D-RTK 2モバイルステーションを用いて、Phantom 4 RTKミッションをサポートします。リアルタイム差分データをドローンに提供し、正確な測量ソリューションを実現し、また、RTKローバーとして使用する場合には、正確な位置座標を取得します。モバイルステーションの堅牢な設計とOcuSync 2.0伝送システムにより、いかなる状況のもとでも、Phantom 4 RTKを使用してcmレベルの正確なデータを取得できます。
専用の飛行計画アプリ
DJI GS RTKアプリと一体型モニターを搭載する送信機により、測量業務や他のデーター収集用に合理化された制御方式を提供します。GS RTKアプリを使用すると、写真測量（２Ⅾ、３Ｄ）ウェィポイント飛行／地形認識／ブロックセグメント化などの様々なプランニングモードを用いて、Phantom4 RTKをスマート制御できます。またKML／KMZファイルをインポートし、ミッションのワークフローを最適化することもできます。
DJI TERRA
DJI Terraは、周辺環境のデータを取り込んで分析し、可視化できる簡単操作のマッピングソフトウェアです。これにより、産業分野の専門家は、業務現場の事例をデジタル資産へ変換することができます。
計画、処理、分析、そして実行
ミッション計画
データの取得
エリアマッピング
データ分析
※ TERRAは基本測量用ソフトですが、ミッション計画とデーター分析は農業に応用できます。
ライセンスは下表の通り、アドバンストとプロがあり、
Pro版を利用することで3Dデータの作成が行なえます。
| 機能／バージョン | アドバンスト | プロ | Electricity |
| リアルタイム 2Dマッピング | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 農業への応用 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| KMLファイルのインポート | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 2Dモデル再構築（フィールド） | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 2Dモデル再構築（都市） | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 2Dモデルのマルチスペクトル再構築 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 出力座標系 | ✔︎ | ✔︎ | ✔︎ |
| 3Dモデル再構築 | ✔︎ | ✔︎ | |
| 3Dミッション計画 | ✔︎ | ✔︎ | |
| GCP | ✔︎ | ✔︎ | |
| GCP 管理 | ✔︎ |
購入方法に関してはお問い合わせページから。
農業に応用
管理プラットフオームから転送
TERRAは測量用ソフトですが、農業用に応用することが可能になっています。GNSSの単独測位は送信機で圃場を歩きポイントを記録し作成するという時間と手間のかかる作業ですが、Phantom4 RTKを使うと上空から広範囲を撮影し、正確な2Dマップを作製。パソコンで地形図から圃場の範囲を特定し保存して農業用ドローンに自動散布させることができます。詳しくはお問合せ下さい。
弊社では北海道の大規模圃場に対応すべく農業用ドローンの自動化を推進しています。中国では農業用ドローンによる自動化が進んでおり日本に例えると、全農地面積8割が自動飛行して農薬を散布し、空撮した画像を解析して防除や追肥を最適化し農業を激変させています。日本国内における農業従事者の高齢化や労働力を考えた場合、近い将来ドローンによる自動化が予想されます。圃場のインフラ整備など、まだ課題はありますが、お客様に農業用ドローンによる自動化をサポートし、御提案します。